酔っ払った勢いで友人と3人で申し込んでしまった神戸マラソン2016。昨今のマラソン人気のおかげで抽選に通るだけでもすごいことらしいのですが・・・通ってしまいました。
フルマラソンは高校生の頃に一度だけ強制的に走らされたことがあったのですが部活もせず普段から運動習慣のない人間が走れる距離ではありません。半分歩いて7時間半ぐらいかけて半分泣きながらゴールした記憶があります。
今回は酔っ払った勢いとはいえ、ええ大人が大金払って走るということで本気で挑まなければいけません。神戸マラソンには時間制限もあるため7時間以内にゴールしなければならいのです。(ややこしい話なので端折りますが第二ウェーブスタートなのとスタート地点までの大渋滞などを考えると実質6時間半ぐらいしかありません・・・)
しかも高校生の頃よりかなり増えてしまっている体重。これがやっかいです。
ということで足腰を鍛えて走るのに慣れるためにジムで日々トレーニングを重ねたうえで神戸マラソンにトライ。
朝から三宮は人でいっぱい。JR三ノ宮駅を降りるとすぐにスタート地点別にあっちこっちと案内板によりルートが振り分けられます。
自分は走るのが遅い人グループなのでフラワーロードの東を通って南の方にあるみなとのもり公園まで行くルート。
この日(11月20日)は意外と暖かく、11月下旬に入ろうという頃なのに朝から18度ぐらいありました。天候は曇りで最高。少し暑いぐらいでした。
みなとのもり公園で荷物を預けて市役所近くのスタート地点へ向かいます。
2万人弱のランナーが勢揃い。戦国時代の戦はこんな感じだったのでしょう。
スタート前はこんな感じで震災の被災者に黙祷したり手を上げたり。
いよいよスタートです。市役所前がスタート地点ですが、走るの遅い人はスタート地点までが遠い。
第一ウェーブが9時スタート。第二ウェーブが9時15分スタート。
有名人も何人か走っていたようです。
大人になってからマラソン大会とかに出たことない人は理解しがたいと思いますが、位置についてヨーイドン!というイメージではなく、ノロノロ〜〜〜っと歩きながら進んでいきます。
神戸マラソンは足切り時間が長く、リタイヤ者が少ない事でも有名らしいです。
何よりも走りやすいと感じたのはその景色の良さです。
簡単にルート説明
・市役所前から西へ西へ元町、神戸を抜けて新長田で鉄人の横を走る
・国道2号線を西へ海の横を走りながら舞子で折り返し
・須磨からハーバーランド方面に行く南側の道に入ってひたすら東へ
・最大の難所浜手バイパスを走ってポートタワーに癒されながらも神戸大橋を走って渡る
・ポートアイランドをクネクネっと走ったら市民広場でゴール
これは須磨ぐらいかな?まだ舞子方面に向かって走っておりますが既に早い人達は折り返してます。
折り返しの舞子駅前です。
ちょうど明石海峡大橋の下なので馴染みのない人には圧巻。
あいにくの曇り空ですが海を眺めながらのマラソンはけっこういいもんです。
ちなみにこの頃(20kmぐらい)からもう足の裏に水ぶくれができてたりヒザの関節や筋肉が痛かったりで死ねてました。ここからはひたすら痛みに耐えるだけのマラソン。
これが最大の難所である浜手バイパスです。普段は車でかっ飛ばす場所を走ります。究極の上り坂となります。
唯一の救いがポートタワーが見える景色。
ほとんどの人が歩いてます。。。
続いて大変なのが短いようで意外と長い神戸大橋。
景色だけならホノルルマラソンと同格ですね。
あとはポートアイランド内をあっちこっち走り回ってゴールへ向かいます。
ゴール目前の応援団。
そしてゴーーール!!!
感動の瞬間です。
死ぬほど痛かった足もこの瞬間だけのために耐え抜いてくれましたよ。
ゴールするとフィニッシャーズタオルと完走メダルをもらうことができます。
荷物を受け取って服を着替えたらポートライナーに乗って三宮まで帰りましょう。
染み渡りました。
最初600mしか走ることができなかったのに練習したらフルマラソンも完走可能というのがわかりました。
タイムも5時間25分とそこそこ健闘できたかと思います。
ただ、足の痛みが酷くて2日間寝たきりでした。
2週間経った今もヒザは痛いまま・・・
普段から運動しとかなあきませんね。
神戸マラソンで自分のタイムを知るにはこのサイトで名前か番号入れてみてください。
http://p.kobe-marathon.net/
あー疲れた。