大絶賛海士ロスなうです。
本日は海士町が進めている移住者大募集戦略について自分なりに考えてみたことを適当に書きます。
海士町はとても素晴らしい町である
大前提として、海士町はとても素晴らしいところです。行ったことある人はその魅力をじゅうぶんに理解できていると思います。
海の幸が豊富でとにかくいい人ばかり。いつでもどこでも釣りできる。隠岐牛も育てている。農業も盛ん。
しかし田舎過ぎて人がいない。ということで都会にあって海士町にないものが多い。
そこを逆手にとった海士町のキャッチコピーがこれ。
ないものはない
「ないものはない」というのは、ないものはないけど生活に必要なものはあるよ。ということ。
町の宣伝文句として「コンビニがない町」というのもよく聞く。
本当に海士町は「便利」を求めていないのか
海士町は人口2300人ほどの小さな町です。そのうち1割ほどが、移住者とのこと。移住者が増えているのは素晴らしいことですが、町のキャッチコピーやコンビニなし宣言に魅力を感じて移住してきた人たちは、元々島に住んでいて「もっといろいろ便利なもんあったらええのになぁ〜」と考えている人のことは考えていないのでしょう。
例えば、町営でもいいので24時間営業のコンビニが1店舗でもあれば急な発熱で冷えピタクールが欲しいシチュエーションでも対応できます。
固い主張は視野を狭めるだけなのでもっと違う魅力を出して移住者を募らないと。従来の島民も便利なものを取り入れて開墾してきたわけですからね。草刈機とか絶対必要ですからね。
あと、スーパーマーケットも欲しいw
外貨を獲得しやすいIT移住こそ難しいのかも
IT=本土に通わなくても本土から円を獲得できる。という理由からIT移住者を募集しているのだと思うのだが、なんだかんだで顔を合わせての打ち合わせも必要である。しかし、島から神戸、大阪までは約9時間かかる。船が欠航したりするリスクも考えると余裕を持った移動が必要なので基本的に前泊が必要かも。必要以上に時間と経費がかかるので本土から持って行った仕事も2年後には消滅してそうである。
ということで、役場がしなければならない最大の仕事は移住者への就職斡旋でしょう。
島のキャッチコピーはズバリこれ
ということで「ないものはない」では移住ハードルが高すぎるので、スーパーとコンビニを作ったうえで、
日本で天国に一番近い島
これこそ海士町にぴったりなキャッチコピーだと思いました。
プロモーションビデオの内容はこう。
昼間っから釣りしながらビールを飲んでのんびりしている若い夫婦。その横で子どもがキャッキャ叫びながら海水浴。
「サザエは2日で飽きました。海士町」とか「もうイカ見たくない。海士町」とかもええコピーだと思います。
どうでしょう。。。