仕事ができる人は日々進化しながら今を生きている!というのをテニスで感じた

仕事ができる人は日々進化しながら今を生きている!というのをテニスで感じた

そろそろええ歳になってきたのでガチガチ頭のカタブツ人間になってしまわないように今までやったことないことをやって見聞を広めようと頑張っております。

その一環として昨年末からテニススクールに通い始めました。
高校の体育で少しテニスラケットをさわったことがある程度のほぼ完全なる初心者です。

初心者クラスは期間が最長3ヶ月だけ(その後初級クラスに上がる)ですが、初心者クラス開催時はいつでも参加し放題なのです。しかも安いw週に4日(計6回?)開催されておりめちゃくちゃ練習できます。ほぼ部活状態です。

曜日、時間帯によってコーチが変わるのでいろんな人のプレイスタイルを学ぶことができます。

その中でも最近赴任されてきたOコーチはスゴイです。他のコーチと比べると言葉は悪いですが雲泥の差があるように思います。

他のコーチはテニスの基本動作をマニュアル通り(自分たちが教わってきた通り)に教えてくれるスタイル。もちろん初心者なのでこの基礎的な部分が重要なのはわかるのですが、テレビやYouTubeで錦織選手の試合を観ると「そんな動きしてねーやん」と感じることが多々あります。

それに比べてOコーチは我々初心者のド素人相手でも勝つためのテニスを教えてくれます。

他のコーチが10年20年前と同じようなストロークや、しっかり構えて打つという教え方をしてくれる中、Oコーチだけは「近代的なテニスはスピード感がハンパない!これはラケットやシューズの技術向上によるもので誰でも自分に合ったものを使えば打球が早くなるし、難しいボールにも対応できてしまうから」と仰るのだ。

この言葉で今までの疑問符がストンと腑に落ちました。

近代的なスピーディーなプレイスタイルのテニスでは、ボールが来るのをじっと待って構えて打つというようなプレイはほとんどありません。

錦織選手の試合動画を見てみればわかります。

ほとんどの場合は相手が打ったショットに合わせて走りながらボールに追いついて足腰腕全てのパワーを足の踏み込みを利用して瞬時にラケットに伝えて力強いショットを打っているのだ。
しかもショットまでの動きも小さい。

Oコーチだけがスピーディーに対応して勝つためのテニスを教えてくれる。

「他のコーチと教える内容が全然違うと思うけど自分で必要だと思う部分は他のコーチからもしっかり学んで取り入れてくださいね」と他のコーチを古いテニスと若干disってからもフォローは忘れない大人っぷり。

こういうマニュアルよりも時代背景を見ながら自分で考えて自分のスタイルを確立しながら仕事できる人ってステキですよね。