職業柄とても興味深いデータが公開されておりましたので引用。
広告でも宣伝でも販売資料でもないのでOKでしょう。
ITRマーケティング管理市場の実態と展望2016
今後最も強化・注力したいマーケティング施策（単一回答）
調査結果によると、BtoBでもBtoCでも同様にSEO対策に注力したいという企業が圧倒的多数だったようです。
こういうデータが出るとSEO対策業者の活動が活発になります。
SEO対策とは
SEO対策とは、検索結果表示画面で上位に表示させるための対策です。検索しても2ページ目、3ページ目にしか表示されてなければWEBサイトは存在していないのと同じですからどうにかして上位表示を目指すわけです。
その昔は、例えば「ホームページ制作 姫路」というキーワードで上位表示したければ「ホームページ制作 姫路」というキーワードをページ内に山盛りに埋め込むだけで上位表示できてました。
でもページ内に同じキーワードが不自然にたくさん出てくるのは気持ち悪いです。
なのでSEO業者は考えました。
「隠してしまおう。」
めちゃくちゃ小さい文字で書いてみたり、白背景に白文字で埋め込みました。最終的にはCSSというプログラムでパソコンの画面からはみ出すぐらい遠い場所に表示させてました。
今はこれら全部アウトです。Googleに怒られて検索しても表示されなくなります。
Googleは考えました。
「価値のあるWEBサイトこそ上位に表示させるべきだ。」
「外部からたくさんリンクを貼ってもらってるサイトはみんなが評価している価値があるサイトなはずだ。」
SEO業者はWEBサイトを1000も2000も作ってクライアントのWEBサイトへ向けてリンクを貼りまくりました。
みんなお金出してリンク貼ってもらって上位表示しておりました。
Googleは更に考えました。
「これじゃあかんな。みんなリンク買ってるわ。リンク買ってるやつ全員アウトな。」
「これからはコンテンツの時代や！訪問者の役に立つサイトこそ上位表示させるべきやな。スパム行為するやつはGoogle出禁な。」
SEO業者は考えました。
「今まで貼ったリンク外してあげるから手数料頂戴ね。」
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イマココ
SEO業者は次にどんな施策をしてくるのか気になるところです。
今後のSEO対策を考える
WordPressなどのCMS（コンテンツマネジメントシステム）が発達してくれたおかげで素人さんでも手軽にちょちょいとWEBページ作成が可能となっております。どんどん肩身が狭くなっていくWEBデザイナー。
SEO対策に必要なスキルはデザイン力でもコーディング力でもなく、タイトルや見出しといった最低限のGoogleへのゴマすりと顧客視点、データ分析だと考えております。
ターゲットユーザーがどのようなキーワードで検索していて、そのキーワードが月間どれぐらい検索されているのかを調査。そして投稿のタイトル、Hタグやディスクリプションに反映させる。
顧客視点こそ全て！！
SEOで集客できても着地点がしっかりしてないとお客様は「ありがとう！また今度！」と言って何も行動を起こさずに帰っていきます。
SEO対策も大切ですがしっかりとアクションを起こしてもらえるページ作りこそ最重要なのではないでしょうか。
