楽天市場の商品検索は非常に使いにくいのでアクセスを増やすには価格設定が大きく影響する

最近はネットで買い物するとなるとまずamazon。2〜3年前までなら楽天市場での買い物がメインだったが今ではamazon一択。

なぜなら楽天は検索がアホ過ぎる!

ネットショップを利用する大きな理由のひとつに「価格を比較して最安価格で購入できる」が挙げられると思う。
amazonの場合、商品を選んでから販売店舗を選ぶという非常にシンプルな購入プロセスであるのに対して、楽天は全店舗が登録した全商品の中からキーワードに沿った商品が一覧で表示される。

これがどういうことか試しに「電子レンジ」で検索してみた。

amazonでのヒット数 164,962件 多い・・・

楽天でのヒット数 922,188件 もう死んで・・・

amazonでこれだけ多いというのはビックリしたが、楽天は安定したアホ度である。

そして多くの人は楽天検索した時に表示の並び替えを「価格が安い」順に並び替えているのではないだろうか。
するとだいたいこんな感じの一覧が完成すると思います。

楽天市場の商品検索は非常に使いにくいのでアクセスを増やすには価格設定が大きく影響する

楽天スパム店舗お得意のネット回線抱き合わせ商法である。悪質なのは「電子レンジ」と検索しているのにゲーム機や掃除機など家電オールスターズでズラ〜っと何ページも続くのだ。1円の商品が。

こうなるとユーザーも勉強を始めます。何としてでも安く手に入れたい。例えば電子レンジなら3000円ぐらいからで探してみようかなとか。

楽天市場の商品検索は非常に使いにくいのでアクセスを増やすには価格設定が大きく影響する

そうすると次は「電子レンジ」に対応したお椀やボールなどが登場するわけだ。この調子ではお目当てのレンジに辿り着く頃には日が暮れます。

で、本題に戻ります。

楽天市場でお店を構えている人はこの最低価格ソートを考慮した価格設定をしたほうがいいという提案です。
よく実店舗などで見かける1980円や9999円はネットショップ(特に楽天)で買い物するユーザーにとっては果てしなく最後の方でしか目に触れていただけないということをご理解いただけたと思います。

◯◯◯円以上〜◯◯◯円未満で検索する時に入力する数字は「1980」ではなく「2000」なのだ。「9999」ではなく「10000」なのだ。

楽天市場の検索がアホなせいではあるが、ライバル店が3980円で出品してるなら4000円で出品した方がお客さんの目に触れる確率は格段に上がる。

そう考えると価格と納期だけで勝負が決まるamazonよりは高くても工夫次第では売れやすいモールだと言えるのかも。

まあ結局のところ早い、安い、美味いのamazonで購入するんですけどね。