PCやスマホでいろんな情報サイトを閲覧しているとよく表示されているのがGoogleアドワーズ広告である。Yahooやその他の広告もあるが、一番アフィリエイターにとっても設置しやすく稼ぎやすいのがGoogleアドセンスなので、一般的なサイトに設置されているターゲティング広告は企業がGoogleアドワーズに出稿した広告です。
今回のエントリーはいかにマクドナルドがスバラシイ広告を出稿していたかを伝えたいだけです。
いつも朝は寝ぼけ眼のままスマホで情報収集とかしているのですが、いつもチェックしているブログにももちろんGoogleの広告は設置されております。
サイト自体もおもしろいのですが、本日はマクドナルドの広告に目が釘付けになってしまいました。
それがこれ
実は、この広告はクリック課金と呼ばれるもので、クリック(スマホならタップ)されるとマクドナルドがGoogleに広告費を払い、Googleから広告を掲載しているWEBサイト運営者に報酬が支払われる仕組みです。
通常はこういう広告が多いんです↓
マクドナルドの広告と何が違うかというと、一般的な広告は商品の詳細まで載せきれないので最終目標は、「自社のWEBページを見てもらうためにユーザーにクリックしてもらう」ということです。
しかし、既に知名度バツグンのスーパー大企業マクドナルドは、いかに「クリックさせずに(広告費を抑えて)大多数のユーザーにキャンペーン情報を伝えるか」を最終目標にしているのがこの広告から感じ取れました。
スマホで見ると幅いっぱいにマクドナルドのダブルチーズバーガーセットが平日の昼だけ安いという情報だけが入ってきます。そして、バナー広告はあえてボタンっぽく作ってなくて「続きはこちら」や矢印をつけて自社サイトへ誘導するようなこともしておりません。
マクドナルドのWEBサイトへアクセスする必要もなくこの広告だけで全て完結しているので閲覧しているユーザーにとってもムダなページ遷移がなくて地球にも優しい!?
これぞ企業が目指すアドワーズ広告のあり方ではないのかと感心した次第であります。
とはいえ、このサイトでもGoogleの広告を貼っているのでどの企業もこんなに巧みな広告ばかりを打ち出してこられたらWEBサイト運営者とGoogleが困ってしまうんですけどね・・・
WEB広告担当者の苦悩
しかしこの広告の最大のデメリットは、WEB広告担当者の功績を数値化しにくいということです。
テレビCMなどと異なり、効果測定のしやすさがWEB広告の最大のメリットだと思うのですが、経費を削減するために「クリックさせない」ことに比重を置いている(と思われる)のでインプレッション数(広告表示回数)は莫大なのにクリック率が低過ぎるというレポートしか提出できない。脳の足りていない上席をうまく言いくるめられる担当者にしかできないワザですね。